第533回 開発運営レポート

2019/10/09 (水)

不定期企画「MHFのウラガワ」第4弾~「メインビジュアルができるまで」編~
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アシスタントプロデューサーの砂野です。

本日から「MHF最後のイラストコンテスト」が応募開始となります!
これが正真正銘、最後の機会となりますので、ぜひぜひご参加ください!

「MHF最後のイラストコンテスト!」特設サイト



さて、今回はそれに合わせて、「MHFのウラガワ」第4弾として、大型アップデートの顔となる「メインビジュアル(パッケージビジュアル)」ができるまでの過程を、『MHF-G8』のビジュアルを題材に、幻の実装項目の裏話も交えつつ、お届けしていきたいと思います。

1.制作着手



大型アップデートのメインビジュアルは、モンスターにハンターが対峙する構図をベースとして、必ずそのアップデートで実装される目玉(新モンスター・新フィールド・新システム等)をメインに構成されます。

新武器種が実装された『MHF-GG/G10』、新アクションと新スタイル(嵐ノ型)が実装された『シーズン10』など、狩猟体験そのものが大きく変わる要素が実装されたアップデートでは例外となることもありましたが、概ね上記のルールで制作しています。
(『MHF-ZZ』では、モンスターと対峙した方が新武器種の魅力がよりわかりやすいだろうという意図から、従来のルールで制作しました。)

そのため『MHF-G8』では、新モンスター「ガスラバズラ」新フィールド「白湖」あとひとつ3つの要素をメインに描くことを決めて、制作を着手しました。

ちょっとした裏話になりますが、実はメインビジュアルはパッケージの製造にかかるリードタイムが長いこともあって、アップデート開発のかなり初期段階に着手することになります。そのため、仕様が固まりきっていなかったり、ものによっては企画段階の状態のものを題材に描き始めることもあります。

2.下準備



「モンスターハンター」の花形は、何といってもモンスターです。そのため、まずはモンスター(今回はガスラバズラ)を魅力的に描くために、モデルのハイエンド化を行ないます。ちなみに、ガスラバズラは開発名称では「Two Face」と呼ばれていました。

▼ゲーム内に実装されているモデル



▼ハイエンド化したモデル



ひとつひとつの鱗や背ビレといったディテールがはっきりしたことにより、実在感が増して、とてもかっこよくなりました。ハイエンド化するのはモンスターに限ったことではなく、対峙するハンターやその表情などを事前準備でしっかり作り込みます。

3.構図の検討

次は、ハイエンド化した素材を使って、どうすればモンスターやその他の新要素が引き立つかを考えて、構図を検討していくことになります。



ビジュアル単体での見映えはもちろん、プレビューサイトやパッケージ、ポスターなどの実際に使用されるシーンにおいて、ロゴなどが配置された場合のことも計算して構図を決めていきます(この時点ではアップデートロゴも未完成のため、前回アップデートのロゴを使ってイメージを掴んでいます)。

4.ラフの作成

方向性が固まったら、少しずつ作り込みを進めながら、ラフを作成していきます。 上記の4案から検討した結果、穿龍棍を装備した女性ハンターが飛びかかっている躍動感のある構図をベースに、ガスラバズラの顔をこちらに向けてより迫力を出す方向でラフを作成していくことになりました。

▼ラフ第1稿(左)・第2稿(右)



第1稿は、夕暮れの雰囲気の中、水辺でハンターがモンスターと対峙する形でしたが、第2稿では昼間に変更し、ある目的のためにハンターが立っている場所を砂地に変更しています。また、ハンターの性別や装備も変更しています。

5.完成(のはずが…?)

ラフで構成要素や構図・ポージングが決まったら、怒涛の作り込みの開始です。
時折チェックを挟みながら、最後のブラッシュアップを行なって、遂に完成です!!

▼完成版がこちら!



・・・おや?

・・・これは?



そうです。制作着手の部分で、私はこう記載していました。

 

『MHF-G8』では、新モンスター「ガスラバズラ」新フィールド「白湖」あとひとつ3つの要素をメインに描くことを決めて、制作を着手しました。


実は、実装が見送りになったことにより、正式なメインビジュアルからもオミットされた、ある新システムが存在したのです。これは、「MHF 10thアニバ―サリー スペシャルグッズ」のメモリアルブック内のスタッフインタビューでも触れられています。

▼メモリアルブック内のスタッフインタビューの一節


幻の新システム「ガジェットツール」

上記のスタッフインタビューでも触れられている通り、『MHF-G8』では「ガジェットツール」という新システムを実装する構想がありました。諸々の事情で実装は見送りとなり、日の目を見ることはなかったのですが、せっかくの機会ですので、どのようなものが企画されていたのかを少しだけご紹介したいと思います。

■「ガジェットツール」の概要
・武器種やアイテムとは別軸で、遊びに変化を付けることが目的
・超越秘儀のような形で画面右下のアイコンから使用できる
(回数制限あり。使用中は通常の武器が使用できなくなる)
・火力面ではなく、サポート面(状態異常の補助効果やモンスターの足止めなど)を強化する位置づけ
・一定条件を満たすと、使用回数や効果が上昇する成長要素を持つ

■「ガジェットツール」の方向性
用途や効果別に4つのカテゴリに分けてツールを検討していました。

①地面設置型
設置することで一度限りの効果を発揮するツール。(遠隔から起爆できる「リモート爆弾」やモンスターを怯ませる「まきびし」など)

②特殊ギミック型
フィールドに設置することで持続的に効果を発揮するツール。
モンスターからの攻撃で破壊されるので、効果を持続させるための立ち回りなども必要になる。(周囲にいると自然回復する「たき火」やモンスターの注意を逸らす「ダミー人形」、状態異常効果のある粉など)
また、天廊内に設置されている攻撃ギミックなども検討材料でした。

③ハンター装備型
ハンターが使用することで、装備している間は効果を発揮するツール。(モンスターに気付かれなくなる「ステルスマント」や、特定の属性耐性が上昇するマントなど)

④回復・防御・支援型
ハンターが使用することで、体力回復やモンスターの攻撃を防ぐなどの効果を発揮するツール。(衝撃波を発生させ、一定範囲内ではモンスターの遠距離攻撃を無効化するなど)

この中でも、開発初期の時点では「②特殊ギミック型」の「たき火」が最も具体的に検討されていたため、メインビジュアルに盛り込む方向で制作を進めていたのです。 しかしながら、最終的にはこの「ガジェットツール」は実装が見送りになったため、メインビジュアルからもオミットされることになりました。

▼最終版のメインビジュアル


さて、いかがでしたでしょうか?

メインビジュアルの制作過程はもとより、ボツネタをこんなにしっかりと紹介したのは初めてなので、少しおっかなびっくりしながら執筆していますが、いかがでしたでしょうか。ハンターの皆様に少しでもお楽しみいただけておりましたら、幸いです。

冒頭でも触れさせていただいた通り、本日から来月の11月6日(水)までの期間、「MHF最後のイラストコンテスト」の応募を受け付けておりますので、ぜひぜひご参加くださいね!

編集後記
倉庫に眠っていた、過去の『MHF』グッズをプレゼントするイベントについて、準備を進めています!まずは来週、ひさびさに「ブルックタワー」を開催して、「ぬくぬくブルックスリッパ」などをプレゼントいたします!スリッパはひとつしか在庫がなかったのですが、そのほかのグッズなども含めて準備をしていますので、お楽しみにお待ちください。

今後とも『モンスターハンター フロンティアZ』を、よろしくお願いいたします。

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2019年9月23日(月) ~2019年10月6日(日)の期間中に、PS3、PSVita、PS4、パソコンのゲーム内において利用規約違反は確認されませんでした。

  警告 一時停止 永久停止 合計
チート行為※ 0 0 0 0
ハラスメント 0 0 0 0
不適切名称 0 0 0 0
合計 0 0 0 0

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2019年9月
合計 1件
2019年10月
合計 0件

MHF-Zでは、ゲーム内でのチート行為やチャットでのハラスメント行為以外にも、ゲーム内のキャラクター名や猟団名などにつきまして、公序良俗に反する不適切な名称を付ける迷惑行為につきまして、利用規約上において禁止行為とさせていただいております。

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